No.628【ムダをへらそう】

自動車一台は、何個の部品からできていると思いますか?
実は、自動車は約3万個もの部品を組み立ててつくられています。


昔の工場では、「あとで使うかもしれないから」と考え、部品を必要以上にたくさん作っていました。しかしその結果、使われない部品が山のように残り、お金や資源がムダになるといった問題が起こっていました。

そこでトヨタ自動車では、「必要なものを、必要なときに、必要な分だけ作ろう」と考えました。この考えから生まれたのが、「かんばん方式」です。

部品箱1つ1つに「かんばん」がついていて、部品箱の中身が少なくなると、箱についているかんばんが外されます。


外されたかんばんは、その部品を作っている部品工場へ送られます。かんばんを受け取った工場は、そこに書いてある数だけ部品を作ります。作られた部品は、かんばんといっしょに組み立て工場へ運ばれます。

この仕組みによって、必要以上に部品を作ることがなくなり、
部品を余らせることもなくなりました。その結果、資源のムダを減らすことに成功しました。

SDGsの9番目の目標「産業と技術革新の基盤をつくろう」では、資源のムダを減らし、環境にやさしい生産方法を進めることを目指しています。
このような日本の自動車工業で生まれた工夫は、資源のムダを減らすよい見本となり、現在では世界中の工場で活用されています。


トヨタ自動車株式会社

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